これから飲食店を作ります!               実際にお店を開業するまでを   生で実況!

現在2店舗を経営しているsamuraiが、新店をオープンするにあたって、そのノウハウを生で完全実況します。

物件探し

物件探しは非常に悩ましいと思います。

 

 

本を読むと色々なことが書いてあると思いますが、

基本は業態によって立地はいい立地にもなるし、悪い立地にもなるということです。

 

 

どういうことかというと、簡単なところでは客単価です。

低客単価で客数が物を言う業態では人が集まるような集積立地、駅前立地、

ロードサイドの中でも主要市街部分になります。

高客単価で、メニュー、シェフの知名度などで人を呼び込める業態でしたら、

住宅地にひっそりと佇んでいてもお客様は来店していただけます。

 

 

次に商圏ですが、1等商圏に出したいと言う方は多いと思います。

しかし1等立地は家賃が高いです。

でも安い物件もあります。

それが1等商圏の2等立地です。

例えば、メイン通りから1本入る場所、変な形の物件などなど・・・

お金が無い独立したての時は、敷金保証金礼金など考えたら、

できる限り物件取得費は安く抑えたいものです。

そこでおすすめがこの1等商圏2等立地。

 

なぜ1等商圏にこだわるかと言えば、競争が多いけど、人の行き来も多いということです。

競争は勝てばいいんですが、中小零細企業の1店舗で人の動きを変えるくらいの労力、資金力はまずありません。

人が行き来していない場所に人を呼ぶのは中小零細企業は戦略に組み込んではいけまないのです。

人が自然と流れる場所に出店する。

これが失敗しないための物件探しだと思います。

 

 

 

 

独立準備:開店資金

独立するためにはお金が必要です。

 

 

これは自己資金、他人の資金どちらでもかまいませんが、

飲食店で独立をしようと思ったら、最低300万円は必要だと思います。

 

 

規模によっては100万円くらいでお店を開店できるのですが、

運転資金が無いとあっという間に潰れてしまいます

 

 

資金の調達方法ですが、自己資金でしたらやはり貯金です。

飲食店で働きながら、ノウハウを勉強させてもらいつつ、貯金を貯めるのが理想かなと思います。

他人資本では親からの援助や妻の貯金(笑)、友達からの出資など。

次に借り入れです。

親や友達から借りる。銀行や国民金融公庫から借りる。

次に私の周りでも少ないのですが、ベンチャーキャピタル?のような出資です。

特に都心だと「出資をしてあげる」という人に出会う可能性も無くはないそうです。

ただ出資扱いだと好きな店を作ると言うわけにはいかず、

出資者の意見がかなり強くなることもあり、トラブルになることもあると聞いてます。

 

私は起業するときは自己資金と他人からの出資でまかないました。

1店舗目は銀行から設備投資で借り入れをしました。

2店舗目は国民金融公庫です。

3店舗目の予定は地元の信金で借り入れを行います。

 

おすすめは100%自己資金です。

理由は自分だけの責任で経営判断ができること、迷惑を周りにかけずに済む点です。

自己資金が無くなったら、撤退してまた一からやろうと思えます。

これが借り入れ~千万!とかだとしばらく再起不能です(笑)

 

私の場合、起業してから数年は赤字でした。

その状況に我慢ができなくなった出資者が金を返せと言ってきて、

かなりもめました。

自分の給料も払えるかどうかの状況の中、その人の株を全部出資した金額で買い取りをした時は本当に大変でした。

 

他人の資本を受け入れるというのはもめるリスクと隣り合わせだということを認識しておかなければなりません。

しかももめるときは経営状況が悪くても揉めますが、良くても揉めるんです(笑)

 

次におすすめの貯金の方法ですが、一番は定期積み金で引き落としにしてもらうのがいいかと思います。

毎月一定額を引き落としで貯金してくれるので、必ず貯まります。

あとは実家に住む、安いアパートに住む、車を持たない、保険を見直すなど。

私の場合、生活必需のお金以外ギリギリまで引き落とし、

その残ったお金で頑張ってやりくりする生活をしていました。

 

 

資金があると選択肢が増えます。

飲食店を経営するときに選択肢は多い方が潰れにくいです。

できる限り、お金を用意しておくことをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

最初に

飲食業は独立しやすい業種と言えます。

それは裏を返せば、競合がわんさかいる業種と言うことです。

競合が多いと言うことはライバル店も多くいると言うことです。

 

しかし、大手の寡占化が緩く、比較的個人商店のような規模の店でも生き残りがしやすい業種です。

 

これはとても重要重要です。

 

基本的に個人店は大手には勝てません。

優秀な人材、豊富な金、物、ノウハウ、マーケティング力、営業力、広告力・・

その大手と同じ地域で戦っていくには寡占化が進んでいない産業、業態での独立が一番成功しやすい(失敗しにくい)です。

 

寡占化が進んでいる主な産業は「コンビニ」「ハンバーガー業態」「牛丼」でしょうか。

これから商売をする人でコンビニを選択する人はほとんどいないと思います。

なぜなら地場のコンビニが大手に勝てるとはとても思えないからです。

それくらい寡占された業態というのは失敗の可能性が高いです

 

外食で独立するなら、そういった理由で寡占の緩い業態を絞った方がいいかもしれません

 

 

 

これから飲食店を作ります。

はじめまして。

 

これから飲食店をオープンすることになったので、

どうせならその状況を実況してみようと思い、ブログを始めることにしました。

 

このブログがこれから飲食店をやろうとしている人たちの少しでも助けになれれば幸いです。

 

よろしくお願い致します。